フリーター 外に出る3

日記

研究者になりたくて、私の研究室では進学するためには結果が必要だったが結果を出すことが叶わず、なれなかった。モチベーションが燃え尽きてボロボロになった。切り替えて社会人として生きていこうと思ったが、新人の中で業務成績が最下位で、一年弱継続して働いたが、夜寝られなくなって、眠れなくなって頭が真っ白になり字が読めなくなった。仕事をやめ、別の職場に移るも、夜寝られなくなって、眠れなくなって頭が真っ白になる症状が消えないのでまた職場を辞めてしまった自分自身が、どう現実と自分自身と折り合いをつけ、自分の将来を決めるのかその過程を整理したいと思う。

6月のある日、以前紹介された方と「Sketch Art(仮)」で話す機会を得た。彼の背後には、まるで異国の旅人のような異色の経歴があった。

彼は雇用先での技術的な指導もなく、取引先に派遣されたと語った。取引先の厳しさの中で、システムの基礎を一から学び、周囲の期待に応えようと必死になった。その過程で彼は疲れ果て、メンタルの健康にも影響を及ぼしたという。

「メンタルを病んだやつや燃え尽きた人間には厳しい。」彼の言葉は、深い苦悩を秘めていた。彼が描くのは、集団の中で働くことの苦しみだ。レールを外れた者には、社会からの理解も受容も得られない現実があることを、私や彼は痛感していた。

「でも、それでも俺は自分の道を見つけたんだ。」彼は自信を持って言った。その言葉には、技術への熱意と自己の成長を追求する姿勢が込められていた。彼は自らサーバーを構築し、ハッキング対策に取り組む日々を送っている。Linuxのシステムで一からサーバーを構築できるようになったそうだ。ガジェットには1日を忘れて没頭できるらしい。その情熱が彼を支えているように見えた。

彼の前職での経験は、技術への興味が理解されないという孤独なものだった。職場でITの専門知識を語ると、「日本語を喋ろう。」と言われ、専門用語を簡単に説明すると、「俺を馬鹿にしてるのか」という反応を引き起こしたこともあった。彼は少し口を荒げ、苛立っているようにも見えた。

彼は自己分析にも努めていた。ストレングスファインダーを買い、起業家のバイブルを読み、Googleプランナーで検索履歴を調べてマーケットと自身の専門性を重ね合わせようとしていた。また、自身の専門性をアピールするためにサイトを作り、学んだ経験を伝えた。

彼は自分自身の道を見出し、可能性を追求し続けている。まるで逆風の中でも燃え続ける灯火のように、彼の情熱は彼の未来を照らし続けているように見えた。

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